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北村建築設計事務所
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![]() 「長野の民家再生」の現場では解体工事がほぼ完了し、新しい床を作る準備が進んでいます。民家再生では、工事の方法やどの程度まで手を加えるのかによって、工事にかかる費用も大きく違ってきます。 充分な予算がある場合は、やりやすい様に考えてしまいがちで、必要以上に大きく手を加える結果になって、かえって元々の民家の良さを失しなってしまうことが多々あります。 予算が限られている方が色々と工夫もしますし、現場サイドのアドバイスなどもあって、良い結果につながることが多いように思います。 耐久性や設備など、必要な部分にはしっかりと手を入れて、民家の良さを失わないよう、「やり過ぎない」ことが大切ではないかと考えています。 「長野の民家再生」では、元の間取りを生かしながら、新たに設けた開口部で視線の抜けを作って、開放感と奥行きが感じられるように考えました。
竣工後、初めての冬を迎えた「桜並木の家」
寒さも本格的になってきました先週末、暖房の様子を拝見しに行ってきました。 「桜並木の家」では、建主Mさんの提案で、床下に普通の壁掛けエアコンを設置する、床下エアコン暖房方式を行っています。 「床下暖房」とは、基礎断熱した床下空間を暖めて、床面を室温より0.5〜2℃高い温度に保ち、同時に床面に設けたガラリを利用して、ゆるやかな自然対流によって室内の空気を暖める方式です。 今回暖房機に採用した壁掛けエアコンは、最近では熱効率も向上し、安価な深夜電力を利用して、基礎のコンクリートに蓄熱することで、イニシャルコスト、ランニングコストとも押さえられる方法として注目されています。 「床下暖房」の一番のメリットは床面の温度が室温より約0.5〜2度高く、輻射熱で心地よく感じること。 お伺いした日の外気温は0度と厳しいにもかかわらず、家全体の温度ムラも無く、空気の動きがほとんど感じられないので、とても心地良く感じられました。 家中が均一な暖かさなので、冬場でも行動範囲が制限されない点も小さな家づくりでの大きな利点ではないでしょうか。 また、床面も室温よりわずかに高い程度ですので、床暖房のように温度が高すぎて不快な感じもなく、非常に快適。 気になるランニングコストですが、まだ一年を通したデータがないのでなんとも言えませんが、今の段階ではかなり良い結果が出ているようです。 暖房方式を考える場合、とかくランニングコストばかりが判断基準になってしまいますが、一番大切なのは、いかに心地良いかということ。 その点、輻射熱を利用した「床下暖房」は予想以上の快適さでした。 ![]() ![]() ![]() 一階室温は 約22度、湿度35〜40% 一階床面放射温度は 家中23度で安定していました。 スリットのある床下に壁掛けエアコンが設置されています。 ![]() ![]() 年明けより着工した「長野の民家再生」 現在、解体工事を進めています。 工事は数回の工期に分け、少しずつ手を加えながら、建主Kさんの暮らしをお手伝い出来ればと考えています。 元々の民家で使われていた銅製の 「トキワカマド」と「早沸釜」 痛みもなく、新しく作る釜場に再度設置して、現役で頑張ってもらう予定です。 飾り鋲の美しい、銅製のカマドには余熱を利用してお湯を沸かす装置も付いています。 「火のある暮らし」、今から楽しみです。 ![]() あけまして おめでとうございます 本年もひとつひとつ丁寧に、皆様の家づくりのお手伝いをしていきたいと思います。 本年も、よろしくお願いいたします。 北村建築設計事務所 北村浩康+北村佐絵子 今年もたくさんの御縁をいただき、感謝感謝の一年でした。おつきあいいただいた皆様、本当にありがとうございました。 家づくりのお手伝いをさせていただくなかで、自分達が暮らすこの地は、あらためてかけがえのないものだなあと、強く感じる一年でした。 どこに暮らすかというのが家づくりの第一歩。 その土地にふさわしい家に寄り添うような暮らしが、結果としてその人らしい住まいになるのではないかと思います。 それでは、 みなさま、良いお年をお迎え下さい 北村建築設計事務所 北村浩康+北村佐絵子
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